世界シェア90%以上の産出量を誇る、
世界最大の最高のピンクダイヤモンドの
産地オーストラリアのアーガイル鉱山が2020年11月3日に閉山されました。
アーガイル産カラーダイヤモンドは(ピンクを筆頭にブルー。ヴァイオレット。レッドもあります)価値を絶対的なものとして世界中から憧れのものとなりました。
ピンクダイヤモンドにはGIAの規定に基づくグレーディングされたものと、アーガイルによる規定によって表記されたものがあります。
※GIAグレーディングに基づく
通常ではGIAのカラーグレードの表記が一般的です。
VIVIDの彩度の明るい物を筆頭に、Intense(インテンス)→Fancy(ファンシー)といった順に濃さは薄くなり、価値も濃いほど高くなります。
通常ではGIAのカラーグレードの表記が一般的です。
しかし、重要なポイントは必ずしもVIVIDなら Intenseよりも価格は高いとは言えないことです。カラーダイヤモンドの価値評価は『色』です。
個々の持つ固有の色味の特徴(パープルが強い、ストレートピンク、バブルガムピンク、オレンジ、ブラウンなどなど、、)
そして色の広がり方、色溜まり、カットがとても重要になります。
クラリティはピンクダイヤモンドでは、通常のカラーレスダイヤモンドのような単純な評価を持ちません。
SIであっても、色味が良ければVSのピンクダイヤモンドよりも価値は高く、
ピンクダイヤモンドではSIでもとても高い価値を持ちます。
またカラット数も大きく関係します。
カラットは0.2ct以上であることがピンクダイヤモンドの価値を上げます。0.3ctを超えるものはまた更に何段階か上の価値が付きます。
これは純粋に『ピンクダイヤモンドの産出量と希少性』に比例しています。
補足
色は色相からだけでは判断されず、ピンクであればオレンジ味やブラウン味の混じるもの、目で見た時の『アンダーカラー』の有無でも、
色が濃くても評価は大幅に下がります。
その下がり方は三分の一程になることや10倍になることが一般的な世界であるため、カラーダイヤモンドは正しい知識を持ったジュエラーから購入することがとても重要になります。
ピンクダイヤの産出量はダイヤモンド全体の0.01%と言われています。
そのピンクダイヤの中でも90%が0.2ct以下です。
なので0.4ctを超えるものは全ピンクダイヤの1.14%。
その比率は他の宝石とは比較になりません。
@sato123ki
@vivant.jewel